2011/09/12
アクアリウムへの道⑱
水槽ネタもほぼ出尽くしている今日この頃。
主役にあまり変化がないので、脇役(?)に注目してみました。
ある程度経過した水槽には、招かざる生物が発生します。
イトミミズのような、なんだかわからない生物。
魚のいないエビ水槽に発生します。
非常に見辛いですが、流木の中央から出ている、細い糸状の物体。
ヒドラというそうです。
水槽のガラス面によく発生します。
小さいくせに、意外と目立つ、厄介者です。
中央の白い線状の生物。
プラナリアという生物です。
細長くなったり、太くなったり、色々な形になりますが、基本的にはツチノコのような形を
しています。
特に害はないのですが、こいつらがガラスを這う姿はあまり気持ちのいいものではない
為、駆除するのですが、ちぎれたりすると、再生し、分裂します。
ですので、基本的には危害を加えず、吸い取るしかないのですが・・・・・・。
駆除の面倒な生き物です。
ガラス面についてる小さい点、これの子供です。
レッドラムズホーンという巻貝の一種です。
繁殖力が非常に強く、しょっちゅう稚貝が生まれます。
が、
意外と大きくなるのが少なく、水槽内では一定以上の大きさになる個体数は
限られているようです。
ただし、日本の自然界では大繁殖が問題になっているそうです。
60cm水槽に入っている石です。
無数の白い小さな点がついていますが、
これ実は石巻貝の卵です。
この数が孵化したら、レッドラムズホーンの比じゃないのですが、
石巻貝の稚貝は一度も発見したことはありません。
調べてみたら、石巻貝は渓流等で産卵し、孵化すると川の流れで海まで流され、
海水と淡水の入り混じった汽水域で育つそうです。
淡水では育たないんですね。
ホッとしました。
人工的な水槽空間でも、勝手に色々な生物が発生し、それを魚が食べたりする、
小さな食物連鎖が生まれます。
これもアクアリウムの醍醐味の一つではないでしょうか?
大きな変化はありませんが、日々小さな発見がある我が家の水槽でした。
では。
本谷 雄一郎DUAL HOME事業部|スーパーバイザー