2012/03/02
バン〇イの戦略
愚息・兄は今年幼稚園の年中さん。
実は4年保育ですでに3歳の頃から幼稚園児です。
幼稚園に通うようになってって一番変わったことは、
ヒーローものにカブレてしまったこと。
仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマンと、毎年のように新しい番組が始まります。
なかでも愚息・兄の友達の間では仮面ライダーが一番人気。
DVDレンタルでは最近のはほとんど制覇し、遡って1号から見る始末。
下手に懐かしがって見ていると、毎回つき合わされます。
(以前に仮面ライダーV3について書いたのも、このせいです)
今や色々なおもちゃやグッズが売られております。
それらを見ていると、おもちゃメーカーの巧妙な戦略が見えてきます。
まず、番組が始まる直前に、仮面ライダーのベルトを発売します。
こんなやつです。
それとほぼ同時に、小物を発売します。
今回は「スイッチ」と呼ばれるものです。
ベルトに装着すると、光ったりしゃべったりします。
前回は「メダル」、その前は「メモリー」、その前は知りません。
大体1ヶ300円くらい。
これが40種類。 全部集めると12,000円。 けっこうな額です。
これら小物を一斉にではなく、逐次市場に投入します。
大体1ヵ月に1~2度。
ここが巧妙です。
ひと月に4つ発売して全部買っても1,200円。
ついつい買ってしまいそうな額です。
しかも販売ルートがそれぞれ異なります。
この種類は食玩(お菓子のオマケ)じゃないと手に入らないとか、
おもちゃ屋さんではばら売りしてないとか、
ガチャポンじゃないと当たらないとか・・・・・。
さらに微妙に少な目に販売するので、時期によっては売り切れで手に入らない、
プレミアもののスイッチもあるようです。
仮面ライダーの番組改編時期は10月。
2か月後のクリスマス商戦の頃になると、このベルトが店頭では手に入らなくなります。
ですから、クリスマスのプレゼント用に、初回販売時におもちゃ屋さんや家電量販店に
ベルト目当ての行列ができるそうです。
そしてネットでは定価より高い金額で取引されるようになります。
しかし、いつまでも人気があるわけではありません。
そのうち各家庭にいきわたるようになると、ベルト第二弾の投入です。
新しい仮面ライダーを番組に登場させるのです。
スーパー戦隊は改編時期をワザとづらして、2月からとなっています。
スーパー戦隊に合体ロボが何体も出てくるのも、
追加のメンバーが入ってくるのも、同じ理由です。
ですから、大体2~3ヶ月に1回は、仮面ライダーかスーパー戦隊の新商品が
発売されているのです。
しかし、バン〇イの巧妙さは、キャスティングにも見て取れます。
とにかくイケメンぞろいで、その後有名になる俳優が結構います。
オダギリジョー、賀集利樹、半田健人、細川茂樹、水島ヒロ、佐藤健、などなど。
さらに主題歌を歌うアーティストも有名どころで、親の年代に合わせたような人ばかり。
吉川晃司、GACKT、松岡充、ISSA、大黒摩季、土屋アンナ、などなど。
ターゲット層を意識した人選のような・・・・・。
ながなが書きましたが、こういうバン〇イの戦略に、
我が家はドップリとはまっております(笑)
ただ今我が家には、全部ではないですが、相当数のスイッチが散乱しており、
今も増殖中です。。。
皆様、バン〇イの戦略には気を付けてください(笑)
では。
本谷 雄一郎DUAL HOME事業部|スーパーバイザー