2011/04/18
アクアリウムへの道⑮
我が家のタンクメイトで一番高価な生体である、レッドビーシュリンプ。
以前、脱走防止用に密閉される塩ビのフタを自作しましたが、
春になり、室温の上昇と共に、水槽の水温が問題になってきました。
レッドビーシュリンプは高水温に弱いらしく、真夏でも28度以下にしなければならないそうです。
密閉フタは、水が蒸発する時の気化熱が逃げづらいため、なかなか温度が下がりません。
そこで、夏用に通気性を確保しつつ、脱走防止できる網フタの自作に挑戦しました。
何度か素材を替えて試行錯誤の末、完成させたのが、これです。
材料は、アルミアングル10×10×1800 と ステンレス網、ステンレスのL型金物、ステンレス丁番、ステンレスビス数十個。
材料費は1500~1600円ほど。 全てジョイフル○Kで揃います。
面倒なのはアルミアングルの切断と穴あけ。
金ノコでやっていたら日が暮れてしまいます。
たまたま、嫁の父親が昔使っていた木工用のトメ切という機械と、電動ドリルがあったので、それを使用。
木工用ですが気にしません(笑)
切断面があまりきれいに仕上がらないので、ヤスリがけは必須です。
丁番をつけてエサやりようの開口部を作りました。
写真ではうまく納まっているように見えますが、よく見るとかなり粗いです(笑)
ま、自己満足の世界なので、良しとします(笑)
後ろの角の配管スペースの隙間はスポンジでふさぎます。
ちょっとフレームが目立ちますが、夏季限定なので我慢です。
真夏になったらこの上から水槽用のファンを回してやると、蒸発が促進され、
より水槽の冷却効果が得られる、はず。
本当は全てステンレスで作ればよいのですが、ステンレスのアングルはアルミの何倍も高価で、手が出ませんでした。
異種金属同士を接触させると、腐食の恐れがあるそうなのですが、気にしないことにしました(笑)
実はまだまだ改良の余地があるのですが、しばらくは様子を見ます。
今回もなかなか良い仕事が出来ました(笑)
では。
本谷 雄一郎DUAL HOME事業部|スーパーバイザー