クレーム公開

CLAIM

Case53
 [H24.10.18]

網戸が落ちました。

症 状

リビングにある窓の網戸がいきなり外れて落下し、網戸が壊れてしまいましたとご連絡をいただきました。
この窓は、床から取付をしていて高さが約2mの細長い窓です。
下には曇りガラスのはめ殺しと上にはタテスベリ出しの“段窓”という規格の窓でした。

原 因

網戸の通常の取付方法としては、窓を網戸本体(レール含む)を両面テープにて固定のみとなっております。
網戸が外れた直接原因は、両面テープが窓、または、網戸本体から放れてしまったことです。
その他、間接原因としては、標準仕様の窓の素材は合成樹脂製品となっているため、日射熱等によって、製品が伸びたり縮んだり反ったりします。
その動きに追従できず、網戸本体が窓から部分的に放れてしまい貼り付き残った両面テープの表面積でのみ網戸本体の重さを支えているため、さらに窓に動きが出たり網戸の開閉による力がかかって外れてしまうことに至ります。
また、窓には窓台を取付して、その上に置く様な形で網戸本体を設置するのに対し、今回クレームをいただいた窓に関しては、“段窓”だったために窓台がなくテープが放れてそのまま床に落下してしまいました。

対 策

両面テープの接着強度が現在のものよりも強いものに変更しました。
また、窓台がある通常の窓への取付は両面テープを1本貼りにて行うに対し“段窓”への網戸取付の場合は、両面テープを網戸本体部分には2本貼りし、レール部分は両面テープを2重貼りし窓の変形に追従できる様に協力業者へ指示しました。
お客様が今後も安心して快適に生活ができる様、迅速な改善対策を実行していきます。