クレーム公開

CLAIM

Case15
 [H21.8.7]

天井から重低音がする。

症 状

今年3月にお引渡し完了したお客様から連絡があり、天井から重低音がする。とのことで翌日現状確認させていただくことに。2階よりも1階の面積が大きかったので下屋がある物件です。重低音がしているのはその下屋部分の天井からでした。

原 因

当物件では、小屋裏の換気をする為に天井裏、屋根に近いところに換気扇を付けています。
この換気扇にはONOFFスイッチを付けていて、お客様も気付いたらしくOFFにすると重低音は止まります。
下屋天井裏の点検口から本体を確認したところ異常は見られず本体を取り外してみました。
本体の中に天井裏に入れる断熱材のブローイングが少し入り込んでしまっていました。
ブローイングは施工上、点検口から直径10cmほどある管で吹き込んでいきます。その際に設置している小屋裏換気扇に入り込みスイッチをONにして本体にブローイングが入り込んだものと考えられます。

対 策

今回のクレームの発生は必然だったものと思います。取付業者と打合せをし、工程上、小屋裏換気扇を取り付けるのは天井点検口を取付する前です。このことから換気扇取付をする前に天井点検口位置の確認をしてブローイングが入り込まない向きに換気本体を設置することとします。