家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/07/08

憧れのマイホームをご検討中の方へ!カビ対策のポイントをご紹介します!

「マイホームにカビが生えたらどうしよう。」
このようなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか。
カビは見た目だけでなく健康にも悪影響を与えるため、きちんと対策しておきたいですよね。

この記事では、カビができる原因とその対策方法についてご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

 

 

□カビができる条件とは

カビの発生を防ぐには、その発生原因を把握しておく必要があります。
以下では、住宅内にカビが発生する条件についてご紹介します。

カビ菌は空気中に漂っているため、条件が揃うことですぐに繁殖してしまいます。
カビ菌の種類によっても条件は異なりますが、以下の3つがカビの繁殖条件とされています。

・70パーセントを超える湿度
・25℃前後の気温
・ホコリやダニなどの栄養分がある

以前は、春から夏にかけてカビの繁殖が多かったですが、最近の住宅では一年通してカビが発生しています。
この原因は、冬でも住宅内を温かくできる設備が増えた一方で、それに伴って湿度も高くなり、カビを生じやすい環境になっているからです。

 

 

□カビの対策方法とは

上記で、カビが生じる条件についてご説明しました。
では、カビを生じさせないためにはどのような対策を講じれば良いのでしょうか。
以下で3つの対策方法をご紹介します。

 

1つ目は気密性の高い家にすることです。
気密性を高くすることで、湿気を含む外気が住宅内へ侵入するのを防げます。
湿度の上昇を抑えることができるため、カビの発生を抑制できます。

ちなみに、気密性にはC値という指標があります。
この値は住宅内にある隙間を延べ床面積で割ったもので、値が小さいほど気密性が高いことを示します。
高気密のマイホームをお求めの方は、c値に目を向けてみると良いでしょう。

 

2つ目は断熱性の高い家にすることです。
気密性の高さが確保されている上で、断熱性の高さを確保すると部屋間で温度差のない住宅にできます。
これはカビの発生源になる、結露の防止にも繋がります。

また、断熱性を表す指標としてU値があります。
この値は住宅の内から外にどれくらい熱が移動しやすいのかを表す指標です。
U値が小さいほど、髙断熱の家と言えます。

 

3つ目は換気が計画的に行われる仕組みの家にすることです。
換気と聞くと、窓を開けて行うものと考える方が多いと思いかもしれません。
しかし、窓を開けると結露が発生してカビができやすくなってしまいます。
そのため、窓を開けなくても換気できる、熱交換換気システムの設置がおすすめです。
アーキテックプランニングの標準仕様は「第一種熱交換換気システム」を採用しています。
ランニングコストだけではなく、こういった効果も得られる優れたシステムです。

 

 

□まとめ

今回は住宅内でカビができる原因とその対策方法を詳しく解説しました。
カビは最適な湿度、気温、栄養分が揃うことで一気に繁殖します。
その繁殖を防ぐには、気密性、断熱性が高く換気が計画的に行われる家にすることが大切です。
マイホームを検討する際に、この記事を参考にしていただければ幸いです。

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