家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/05/17

マイホームをお考えの方へ!耐震性能についてご紹介します!

耐震性能についてご存じでしょうか。
日本は地震が多いため、マイホームを建てる際には地震対策が必要です。
そこで今回は、マイホームをこれから建てることを考えている方に向けて、耐震性能の必要性をご紹介します。
ぜひご参考にしてください。

 

 

 

 

□耐震基準とは?

耐震基準とは、住宅や建物に最低限の耐震性があることを保証する基準のことです。
建築基準法で定められています。
耐震基準には、新しいものと古いものがあり、どの程度の震度まで耐えられるかが異なります。

新耐震基準では、震度6強から7程度の地震でも倒壊しないことが求められています。
一方で、旧耐震基準では、震度5強程度の地震で倒壊しないことが基準となっています。
しかし、新耐震基準をクリアしていることはあくまでも基準であり、震度7までなら絶対に倒壊しないという保証はないことを頭に入れておきましょう。

耐震性には、さまざまな要因が影響を及ぼすことも意識したいです。
例えば、建物の形状も耐震性に関わります。
建物の形状がL字型やコの字型の場合、意匠性は高いですが、耐震性には優れていません。
逆に、正方形や長方形などのシンプルな形状は耐震性に優れています。

 

□耐震性能の種類をご紹介します!

耐震基準についてご理解いただけたのではないでしょうか。
ここでは、3種類の地震の対策方法をご紹介します。

1つ目は、免震です。
これは、建物と地面の間に免震装置を設置し、地震の揺れを建物本体に伝えないようにする仕組みです。
地震の揺れを大幅に減らせ、家具の転倒や建物自体の損傷を抑えられます。
定期的なメンテナンスが必要で、ランニングコストがかかります。

 

 

 

 

2つ目は、制震です。
これは、建物の内部に設置された制振装置によって地震のエネルギーを吸収し、建物の揺れを抑制する仕組みです。
繰り返しの揺れに強く建物自体の損傷を抑えられますが、家具が転倒する可能性があります。

 

 

 

3つ目は、耐震です。
これは、柱や壁を強化することで、地震の揺れに耐える仕組みです。
建物に地震の揺れが直接伝わるため、揺れが激しくなります。
建物自体に損傷があったり、家具の転倒を引き起こしたりすることもあります。

 

 

□まとめ

今回は、耐震基準と耐震性能についてご紹介いたしました。
アーキテックプランニングの標準仕様「class S」では、耐震等級は最高等級3、制震ユニット「MIRAIE Σ(ミライエシグマ)」を標準仕様にしています。

 

大切なマイホームを守るためにも地震に備えることは大切です。
耐震性能をしっかりと吟味し、どれを取り入れるかを決めましょう。
家づくりに関することなら、当社まで何でもお気軽にご相談ください。

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