家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/07/28

家づくりをお考えの方へ!ヒートショックはご存じですか?

家を建てようとお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、ヒートショックです。
ヒートショックはご家庭で誰にでも起こる可能性がある危険な現象です。

そこで今回は、ヒートショックとは何か、またヒートショックを起こしにくい間取りについて詳しく解説します。
家づくりをお考えの方はぜひ参考にしてください。

 

 

□ヒートショックとは

 

ヒートショックとはどのようなものなのでしょうか。
ここではヒートショックが一体何なのか詳しくご紹介します。

ヒートショックとは、部屋の室温の差によって血圧が上下することにより、脳梗塞や心筋梗塞といった血管や心臓の疾患が起きることです。
これによって年間約1万4000人もの人が全国で亡くなっており、この数字は交通事故で亡くなる人の数よりも多いそうです。

ヒートショックが起こる可能性が高いのは冬です。
冬場、お風呂に入るとき、暖かい部屋から寒い脱衣所に行くと体を温めようと血圧が急激に上昇します。
次に、シャワーを浴びて浴槽につかると、体が温まるため今度は血圧が急降下します。
その後、浴槽から出て、浴室を出る際にはまた血圧が急上昇してしまいます。

このような血圧の急激な上がり下がりがヒートショックを引き起こすのです。
部屋間で寒暖差が激しい住まいに暮らしている方は、冬場の浴室や脱衣所、またトイレにも気をつけましょう。

 

 

□ヒートショックを起こしにくい間取りとは

 

ここまでヒートショックがどのような現象なのか説明しました。
おそらく、これまでの話を聞いた方のほとんどが、ヒートショックが起こりにくい家に住みたいと思うでしょう。

ここからはヒートショックを起こしにくい間取りの具体的な例をご紹介します。

 

間取りのポイントは、浴室やトイレをメインのお部屋と同じ気温で保つことです。
メインの空間と浴室やトイレをつなげる設計で、リビングやダイニングからトイレに行けるようにすると、廊下などの寒い部分を通らなくてもよいですね。
また、寒冷地の場合でしたら、浴室・トイレ・脱衣所自体に暖房器具を設置し、どの空間にいても同じ気温にするのもよいでしょう。

 

※UTにも床暖房が入っていますので安心です。

 

ヒートショックを起こしにくい間取りについてご紹介しました。
家づくりをご検討の際はぜひ参考にしてください。

 

 

□まとめ

今回は、ヒートショックとは何なのか、そしてヒートショックを起こしにくい間取りについてご紹介しました。
誰にでも起こりうることなのでぜひ覚えておきましょう。

アーキテックプランニングの北海道の標準仕様は全室床暖房です。

温度のムラもなく、ヒートショックにも強い家になっています。

 

 

 

当社はお客様が安心して暮らせる家づくりを目指しております。
家づくりをお考えの方で何かお困りであれば、お気軽にご相談ください。

プランニング