家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/05/24

家づくりで必要な断熱性能とは?詳しく解説します!

家づくりで断熱性能を高めることの重要性をご存じでしょうか。
断熱性が低い家では、外の気温の影響を大きく受けてしまいます。
そこで今回は、高気密高断熱の家についてお話しします。
断熱性能を比較する際のポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

□高気密高断熱の家とは?

高気密の家とは、防湿シートや気密テープなどを活用して、すき間をできるだけ減らした家のことです。
わずかなすき間でも空気は出入りし、熱気や冷気が室内に入り込んでしまいます。
これによってエアコンや暖房の効率が悪くなってしまいます。

高断熱の家とは、壁の間に断熱材を入れたり(内断熱)壁の外側に断熱材を入れる(外断熱)ことで、断熱性能を高めた家のことです。
断熱性能が低いと、外気の温度の影響をもろに受けるので、夏は暑く冬は寒い家になってしまいます。

高気密高断熱はどちらかの機能があれば良いものではなく、両方が揃うことでその本領を発揮します。

 

 

 

 

□断熱性能を比較するためのポイントをご紹介!

断熱性能の良し悪しはどの部分で決まるのでしょうか。
大きく分けると2つの部分で性能の良し悪しは決まります。

1つ目は、断熱材の材質です。
北海道の木造住宅では、内断熱にはグラスウールや発泡ウレタンが使われることが多いです。

日本では価格の安さと施工のしやすさから、グラスウールがよく使用されます。
しかし、グラスウールは調湿性能や耐水性が劣っており、日本の気候とは相性が悪いです。

2つ目は、調湿性能です。
調湿性能は快適に暮らすために欠かせません。
調湿性能を無視した断熱は考えられません。

調湿性能は、素材ごとに大きく違います。
化学物質を使用した断熱材の調湿効果はほとんどないです。
一方で、漆喰や木などの自然素材には調湿作用が元来備わっています。
自然素材を使用することで、住宅の調湿性能は高まります。

断熱材は壁と壁の間に使用されているため、日常生活で目にすることは少ないです。
しかし、その性能は暮らしの快適性に大きく関わってきます。
断熱材の種類や性能の違いを把握した状態で選べると失敗する可能性は低くなります。

 

 

□まとめ

今回は、住宅における断熱性能の重要性をご紹介しました。
高い断熱性は、快適に過ごすために必要不可欠な要素です。
当社は、お客様1人1人のライフスタイルにあったオンリーワンのデザイン住宅をご提供いたします。
断熱性能だけでなく、家づくりに関することなら何でもお気軽にご相談ください。

住宅性能