家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/09/05

注文住宅をお考えの方へ!制震住宅のメリット・デメリットをご紹介!

「注文住宅を建てたい」「地震に強い家づくりをしたい」
このようにお考えの方は必見です。
そこで今回は、制震住宅のメリット・デメリットと地震に強い住宅の作り方について紹介します。

 

□制震住宅のメリットとデメリットとは

 

制震住宅とは、制震装置を設置することで建物に伝わる揺れを違うエネルギーに変えてダメージを減らす住宅です。
制震住宅のメリットは主に3つあります。

1つ目は、2階以上の上階の揺れが軽減されることです。
建物の柱に揺れを吸収する装置を設置することで、建物の揺れを吸収します。

2つ目は、台風や強風の影響を受けにくくなることです。

3つ目は、建物の損傷が小さくなることです。
揺れが軽減されるため、家具の転倒を防ぎます。
地震の揺れに耐える構造になっているので、住宅のダメージを蓄積しません。

制震住宅のデメリットは主に2つあります。
1つ目は、装置の設置場所や数によって、揺れの大きさや強度が異なることです。
効果が良い場所に設置することで、最大限の効果を発揮します。
設置する場所によって、効果の良さが変わることに注意しましょう。

2つ目は、改装時に後付けする装置の効果は、新設時に設置するよりも劣ることです。
少しでも地震に強い住宅にしたい方には、新築時に制震装置を設置することをおすすめします。

 

□地震に強い家づくりとは

 

地震に強い家づくりをするためには、4つのポイントがあります。

1つ目は、地盤の強い土地を選ぶことです。
地盤の違いは、建物の強度や傾きに影響します。
一般的に水があった場所は地盤が弱く、山や森があった場所は地盤が強いと言われています。
地盤調査を行う会社に、調査を依頼することは必要です。

 

2つ目は、耐震等級にこだわることです。
耐震等級は、建物の強さの指標です。

耐震等級には等級1から等級3まであり、数が大きいほど地震に強い家になります。
等級1は、数百年に1度発生する揺れに対して倒壊しないレベルです。
等級2は等級1の1.25倍強く、等級3は1.5倍強い構造になっています。
耐震等級は、建物の材質によって強度が異なりません。

 

3つ目は、バランスの良い構造です.
住宅には様々な構造があります。
最も良い構造体は、田んぼの「田」の形です。
バランスが良く建物が傾く恐れがありません。

また、断熱性や気密性に優れていることも大きな特徴です。

 

4つ目は、制震装置を設置することです。
制震装置は、揺れを吸収します。
そのため、地震が起こった際の恐怖を軽減できます。

 

※標準仕様class Sに採用されている制震ユニット「MIRAIE Σ(ミライエシグマ)」

 

□まとめ

 

今回は、制震住宅のメリット・デメリットと地震に強い家づくりについて紹介しました。
地震に強い家にすることは、家族を守るために非常に大切です。
地震に強い家づくりに関するお悩みや質問がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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