家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/09/17

マイホームをお考えの方へ!耐震等級について詳しく解説します!

最近日本では地震が多いため、不安になってしまいますよね。
マイホームをお考えの方で、耐震について悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マイホームを建てる上で必要な耐震等級について詳しく解説します。
ぜひお役立てください。

 

※アーキテックプランニングでは全棟構造計算を実施しています。

 

 

☐耐震等級とは

 

*耐震等級について解説します

 

耐震等級とは、簡単に言うと建物の強さを単位で表すことです。
住宅品質確保促進法で定めた住宅性能表示です。

さまざまな検討項目に基づき1級から3級まで決められています。

 

耐震等級1は、建築基準法に従い、最低限の耐震性能を満たしている建物を示しています。
数百年に一度起こると言う震度6から7レベルの地震に耐えることを想定し、構造計算から作っています。
そのため、耐震等級1でも一定の頑丈さがあります。

 

耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の強度があります。
耐震等級2の家は、長期優良認定住宅と認定を受け、色々な補助や助成制度を使うことが可能です。
病院や学校などの避難場所に決まっている公共施設は、耐震等級2以上の強度が条件です。

 

耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の強度があります。
耐震等級の中で3が最大の数字で、消防署や警察署が耐震等級3以上を定めています。

 

 

☐マイホームを建てる上で耐震等級を高くするためには

 

*耐震等級を高くするための4つのポイントをご紹介

 

まず1つ目は、建物の軽量化です。
建物が重たいと地震の揺れ幅が大きくなってしまい、地震の振動から建物へのダメージも大きくなってしまいます。
例えば、木造は、鉄骨造やコンクリート造に比べると軽いため、耐震性が高くなります。

 

2つ目は、耐力壁を増やすことです。
地震や風から受ける横の力から耐える壁のことを耐力壁と呼びます。
耐力壁を増やすことで、耐震性が高まり、耐震等級を高めることが可能です。

 

3つ目は、耐震設備をバランスよく配置することです。
耐力壁が集まってしまったバランスの悪い建物は、耐震性を低くしてしまう危険性があります。
そのため耐力壁や耐震金物をバランス良く設置することが大事です。

 

4つ目は、床の耐震性を上げることです。
耐震性が必要なのは、壁だけではありません。
床の耐震性が高いと、耐力壁から流れてきた揺れのダメージを抑えることが可能です。
土台である床も耐震性を高め、地震に備えることが必要です。

 

☐まとめ

 

今回は、マイホームを建てる上で必要な耐震等級について詳しく解説しました。
マイホームを建てる上で、耐震等級はとても大切な要素になります。
当社では、最新の地震対策を施し、これからの地震に備えた、安心・安全の家づくりをお手伝いさせていただきます。
もし何かありましたらお気軽にご相談ください。

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