家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/06/04

マイホームに気密性が必要な理由とメリットとは?

住宅に気密性が必要な理由をご存じでしょうか。
「気密性が大事だとよく聞くけれど、なぜ必要かわからない」
このようにお思いの方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、住宅に気密性が必要な理由とそのメリットをご紹介します。
マイホームをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

 

※性能×デザイン、見た目だけではなく確かな性能を。

 

 

□住宅に気密性が必要な理由とは?

気密性がなぜ必要か、不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、気密性が必要な理由を3つご紹介します。

1つ目に、室内の温度を快適に保てます。
気密性が低いと外気が室内に入りやすくなり、冬は寒く夏は暑い家になってしまいます。
冷暖房を使ったとしても効率が悪く、電気代やガス・灯油代もかさんでしまいます。

2つ目は、断熱性能の低下を防げます。
断熱材は、室内と屋外の気温差を維持するためのものなので、風は防げません。
断熱材の種類によっては、すき間があり風を通してしまうものもあります。
断熱材の効果を最大限に活かすためにも、気密性を高め風が通らないようにする工夫が必要です。

3つ目は、壁の中が濡れるのを防げます。
冬場は室内と外気の気温差が大きく、結露が発生しやすくなります。
住宅にすき間が多いと、室内の湿気が壁の内側に入って結露してしまうこともあります。
壁の中が濡れたままの状態だと、建材が腐ったりカビが生えたりして老朽化が進んでしまいます。

 

※断熱+気密シートでしっかりと施工します

 

□高気密住宅のメリットとは?

気密性が必要な理由についてご理解いただけたのではないでしょうか。
ここからは、高気密住宅のメリットを詳しく解説します。

1つ目は、省エネルギーで室内の温度環境の快適性を向上できる点です。
高気密住宅にすると、室内の温度を一定に保ちやすくなります。
冷暖房も効率的に使用できるようになり、1年を通して快適に暮らせます。

2つ目は、ヒートショックを防止できる点です。
高気密住宅では、部屋ごとの温度差が小さくなります。
これによって、心臓や血管に負荷のかかるヒートショックの危険性を減らせます。

3つ目は、遮音性に優れている点です。
気密性が高い家ではすき間が少ないので、音が漏れにくいです。
家の中の音が外に漏れにくいため、小さなお子さんのいるご家庭でも安心ですね。
また、外の音を気にせず静かに生活したい方にもおすすめです。

 

□まとめ

今回は、マイホームで気密性が必要な理由とメリットについてご紹介しました。
気密性を高めると快適に過ごせる上に、省エネにもつながります。
マイホームをお考えの方はぜひ取り入れてみてください。
家づくりに関することなら、当社まで何でもお気軽にご相談ください。

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