家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/09/28

新築を建てる際に考えたい暑さ対策についてご紹介します!

新築を建てたいとお考えの方の中で、一年を通して快適な住まいを実現させたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新築の暑さ対策についてご紹介します。
建てる際の注意点と、手軽にできる暑さ対策の2つに分けてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

□新築の暑さ対策の注意点をご紹介!

 

ここからは、新築を建てる際の暑さ対策に関する注意点を2つご紹介します。

1つ目が、断熱対策は入念にするということです。
外気の熱は、屋根だけでなく壁や天井からも侵入します。
特に天井については、断熱対策が不十分な家の場合、外の熱がそのまま天井裏にこもるため、熱がダイレクトに部屋に伝わってしまいます。

壁に関しても、断熱が不十分だと外気の熱が部屋にも伝わりやすくなり、同様に室内の温度が上昇して、クーラーが効きづらい状況になります。
このように、断熱対策が不十分なだけで室内の快適さが大きく損なわれる原因となるので、しっかりと意識して設計しましょう。

 

2つ目が、2階や3階にリビングを設置する場合です。
このような家の場合、2階や3階に窓の数や面積が増える傾向が高いです。
家の高い箇所に多くの開口部があるとそれだけ太陽の熱も侵入しやすくなり、部屋の温度は上昇しやすくなるでしょう。
また、リビングの明るさを確保する目的で天窓が設置されている場合は、より多くの外気の熱が部屋に侵入するので注意が必要です。

 

□手軽にできる暑さ対策をご紹介!

 

ここからは、手軽にできる暑さ対策をご紹介します。

まずは、カーテンの工夫です。
外から入ってくる照り返しや日光対策として、日中に2階のカーテンを閉めておくのが有効です。
普通のカーテンでも効果はありますが、厚めの遮光カーテンであればさらに効果的でしょう。

 

※陽ざしが強い時にはカーテンを閉めておくのも効果的です(当社施工例)

 

次に、打ち水です。
昔からある伝統的な暑さ対策ですね。
日中に行うと湿度のある熱い空気が部屋に入り込む恐れがありますが、比較的涼しい午前中や夕方などにベランダに水をまいておくと、涼しさを感じられるでしょう。
また、目にも涼しく感じられるので、夏には打ち水が非常におすすめです。

今回ご紹介した2つの工夫を組み合わせつつ、それでも暑い時は無理せずエアコンや扇風機などを上手に活用して乗り切りましょう。

 

□まとめ

 

今回は、夏でも快適に過ごせるような新築を建てたいとお考えの方に向けて、新築の暑さ対策の注意点についてご紹介しました。
また、手軽にできる暑さ対策についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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