家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/10/02

地震に強い間取りの特徴と注意点をご紹介します!

せっかく家を建てるなら、長く安心して暮らせる住まいを実現させたいですよね。
そのためには、やはり地震に強い住まいにするのがおすすめです。
そこで今回は、地震に強い間取りの特徴をご紹介します。
また、地震に強い家づくりの注意点についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

□地震に強い間取りの特徴をご紹介!

 

地震に強い家と一言で言っても、どのような家にすればよいのかわからないという方は多いでしょう。
ここからは、どのような間取りの家が地震に強いのかを具体的にご紹介します。

 

1つ目が、耐力壁が多い家です。
壁が多ければ、地震の際も屋根の重みをしっかりと支えられるのです。
窓が多すぎると耐力壁を確保できない場合もありますので、プランニングには注意が必要です。

 

2つ目が、部屋の数が多い家です。
部屋数が多いと、複数の柱、梁、壁が詰まった構造になり、その分耐震性は高くなります。
一方で、一部屋が大きかったり、吹き抜けを設けたりする間取りは開放感がありますが、地震に対する抵抗力は高くないでしょう。

 

3つ目が、正方形に近い家です。
通し柱により1階と2階が一体となっている家である場合は、地震の力を家全体で効率的に分散させられます。
反対に、細長い間取りや形が複雑な間取りの家は、地震が起きた際、負荷がかかる箇所がバラバラになってしまいます。

 

□地震に強い家づくりの注意点をご紹介!

 

ここからは、地震に強い家を作るための注意点を2つご紹介します。
まずは、地盤の強度も大切だということです。

地震に強い家を建てようとすると、まず家の構造に注目してしまいがちですが、家を建てる地盤の強度も非常に重要となります。
土地の地盤にも強度があり、場所によって変わりますが、地盤が弱いと地震の揺れが家に伝わりやすくなってしまいます。

 

次に、平屋でもバランスの悪い家は倒壊しやすいということです。
平屋なら地震に強くて安全だとお考えの方も多いですが、必ずしもそうとは限りません。
平屋の中でも、耐力壁の配置バランスが悪く、弱い地盤の上に建てられたものは地震に弱くなってしまいます。
そのため、平屋も他の住宅と同じく、地震に強い構造や間取りを考慮することが大切でしょう。

 

とはいえ、注文住宅を検討する場合に、ご自身ではどのようにしたら地震に強い家になるのか、判断は難しいと思います。その際に安心なのが、「構造計算」です。

現在は平屋や2階建ての家にはこの「構造計算」は義務図けられてはおりません。

当社は全棟で構造計算を実施し、耐震基準を満たす家なのかを示しています。

 

 

※構造計算で検証していること

 

安心して暮らせる根拠があるとより安心ですね。

 

□まとめ

 

今回は、長く安心して暮らせる住まいを建てたいとお考えの方に向けて、地震に強い間取りの特徴をご紹介しました。
また、地震に強い家づくりの注意点についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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