家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/10/10

高気密高断熱にするには?プロがご紹介します!

夏は涼しく、冬は暖かい家を実現させるための手段の1つとして、高気密高断熱の家にするという方法があります。
そこで今回は、高気密高断熱の家のメリットについてご紹介します。
また、高気密高断熱の家にするためにどうすれば良いのかについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

※W断熱やトリプルサッシを採用したモデルハウス

 

□高気密高断熱のメリットをご紹介!

 

ここからは、高気密高断熱の家にするメリットを3つご紹介します。

1つ目が、1年を通して快適に過ごせることです。

高気密高断熱の住まいは、夏の暑さや冬の寒さなどの外気の影響を受けづらくなります。
夏や冬などの季節に関わらず、年間を通して快適に暮らせるのが最大のメリットといえるでしょう。

 

2つ目が、ヒートショックの危険性が少ないことです。
ヒートショック現象とは、急激な温度変化によって血圧が急高下したり、脈拍が変動したりする現象をいいます。
ヒートショックに関連した死亡者数は交通事故死者数を上回るという情報もあるほど、日常に潜む危険なのです。
その点、高気密高断熱住宅は部屋ごとの温度差が小さく抑えられるため、ヒートショックのリスクも軽減できるでしょう。

 

3つ目が、冷暖房費が節約できることです。
高気密高断熱住宅は、冷暖房費を通常よりも節約できます。
屋外の気温を室内に影響させないことはもちろん、室内の空気が漏れにくく外気も侵入しにくいため、冷暖房効率が大幅にアップし、光熱費を低く抑えられるのです。

 

□高気密高断熱にするにはどうすればよいかご紹介!

 

まずは、高断熱にするためのポイントをご紹介します。

高断熱の家にするために最も考えなければいけないことは、サッシです。
実は、熱が最も出入りしやすいのが窓です。
夏場は約70パーセントの熱が窓から侵入しますし、冬場は、約50パーセントの熱が窓から逃げるといわれています。
大きく断熱効果を上げたいのであれば、断熱材にこだわるだけでなく、窓を高性能にすることが得策でしょう。

 

次に、高気密にするために必要なことについてご紹介します。
高気密の家にするには、引き違いサッシをできるだけ少なく抑えることが大事です。
引き違いサッシは製品の構造上必ず隙間ができてしまうため、どうしても気密性が低下してしまうのです。

 

□まとめ

 

今回は、夏は涼しく冬は暖かい家を建てたいとお考えの方に向けて、高気密高断熱の家のメリットについてご紹介しました。
また、高気密高断熱の家にするにはどうすれば良いのかについてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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