家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/10/20

健康に優しい家を建てたい方必見!ヒートショックのない家のポイントを解説します!

「ヒートショックのない家を建てたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
安心して暮らすためには、健康に優しい家を建てることが重要です。

 

そこで今回は、ヒートショックのない家を建てるポイントについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。

 

 

□ヒートショックの起こる仕組みは?

 

 

近年、ヒートショックが原因の死亡事故が相次いでいます。
ヒートショックを防ぐためには、どのようなメカニズムで発生しているかを把握しておかなくてはなりません。
以下では、ヒートショックの起こる仕組みについてご紹介します。

 

ヒートショックは、気温が下がる冬場に多く発症します。
リビングやダイニングなど長時間家族が過ごす部屋では、多くの場合エアコンが設置されており、暖房をつけて気温を暖かく保っています。
ヒートショックは、このような暖かい部屋から暖房の効いていない脱衣所や浴室などに移動した際に引き起こされます。

 

急激に寒い場所に移動すると、体がその寒さに対応するために血圧を上昇させます。
その後、シャワーなどで温かいお湯を浴びたり、浴槽に入ったりすると再び体が温まり、血圧が低下します。
この血圧の上昇こそが、ヒートショックの原因となります。

 

ヒートショックを防ぐには、血圧が激しく上下しないように温度差の少ない家を建てる必要があるのです。

 

 

□ヒートショックのない家を建てるポイントとは?

 

 

ここまで、ヒートショックのメカニズムについてご紹介しました。
以下では、ヒートショックが起こらない家を建てる上でのポイントを2つご紹介します。

 

1つ目は浴室暖房を設置することです。
ヒートショックが最も起こりやすいのは、入浴のタイミングです。
浴室や脱衣室の寒暖差を無くし、入浴時に寒さを感じない環境を整えましょう。

 

脱衣所が寒い場合は、浴室と同様に温風暖房などを取り付けるのがおすすめです。
また脱衣所であれば、床暖房を設けておくこともヒートショック対策に有効と言えます。
ただし、床暖房は暖かくなるまで時間がかかる点に注意が必要です。

現在の新築住宅ではユニットバス自体の断熱性能が向上しておりますので、

極端に寒くなることは想定しにくいですが、中古住宅などではチェックが必要です。

 

2つ目は高気密・高断熱の家を建てることです。
家全体の隙間が少なく、断熱性能に優れた高気密・高断熱住宅を建てることにより、室内の熱を逃がさず、外部の冷気を遮断できます。
その結果、小さな熱量で家全体を暖めることが可能で、ヒートショックの原因である部屋間の温度差をなくすことが可能となります。
健康に優しい家を建てたいのであれば、気密性や断熱性にこだわった家づくりをしている住宅会社かどうかを確認しましょう。

 

□まとめ

 

今回は、ヒートショックの仕組みやそれを防ぐための家づくりについて詳しく解説しました。
ヒートショックを防ぐためには、部屋の温度差がなくなるような家づくりを行うことが重要です。
マイホームを建てるにあたって不安のある方がいらっしゃれば、ぜひ当社へご相談ください。

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