家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/10/24

マイホームを検討している方必見!一般的な家の広さについて解説します!

マイホームを検討している方の中で、家の広さについて悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
どのくらいの広さで快適に過ごせるのか、その目安を知っておきたいですよね。

そこで今回は、一般的な家の広さについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。

 

□一般的な家の広さは?

 

 

国土交通省は、「住生活基本計画」の中で世帯人数ごとの住宅面積の目安について記載しています。
そしてこの目安には、健康で文化的な生活を送るために必要な最低限の居住面積の水準を表す「最低居住面積水準」と、豊かな生活を送るために必要と考えられる居住面積の水準を表す「誘導居住面積水準」の2種類があります。
さらに誘導居住面積水準には、地域の都市部で暮らす「都市居住型」と「一般型」に分けられています。
それぞれの目安の値について確認しておきましょう。

 

まず最低居住面積水準は、単身の場合は25平方メートル、2人以上の世帯は1人あたりに10平方メートルをかけて、さらに10平方メートルを足すこと求められます。
よって、3人世帯であれば40平方メートル、4人世帯であれば50平方メートルとなります。

次に都市居住型の誘導面積水準は、単身の場合は40平方メートル、2人以上の世帯は1人あたりに20平方メートルをかけて、さらに15平方メートルを足すことで求められます。
よって、3人世帯であれば75平方メートル、4人世帯であれば95平方メートルとなりあます。

最後に一般型の誘導面積水準は、単身の場合は55平方メートル、2人以上の世帯は1人あたりに25平方メートルをかけて、さらに25平方メートルを足すことで求められます。
よって、3人世帯であれば100平方メートル、4人世帯であれば125平方メートルとなるわけです。

 

家づくりをする際は、上記を目安にして広さを決定してみてはいかがでしょうか。

ただし、生活スタイルにより狭く感じたり、広く感じたりは人それぞれです。

モデルハウス等で実際に広さを体感し、自分たちが住んだ時のイメージをしてみることが重要です。

 

□家づくりに登場する「面積」の意味について

 

家を建てる際には、さまざまな語句が登場します。
中には、あまり聞きなじみのない言葉も出てくるでしょう。
そこで以下では、「面積」に関する語句の意味について簡単にご紹介します。
住宅会社と円滑にコミュニケーションを進めるために、ぜひ参考にしてください。

 

 

*土地面積

 

「敷地面積」とも呼ばれるこの語句は、土地を真上から見下ろして測った面積を指します。
斜面や凹凸は計算に入らないため、傾斜地にある土地の土地面積は、実際の表面積よりも狭くなります。

 

*建築面積

 

建物を真上から見たときの外周で求めた面積を指します。
一般的な住宅では、広さのある1回部分の面積がこれに該当しますが1階より2階の面積の方が大きい場合は、2階を地面に投影した面積が建築面積となります。
なお、家の広さを考える際に知っておきたい建ぺい率は、土地面積に対する建築面積の割合を表す数値です。

 

*建物面積

 

「延床面積」と同じ意味合いで使われるこの言葉は、建物の各階の床面積をすべて足したものを表します。
容積率について求める際は、建物面積を土地面積で割った値に100をかけて算出します。
なお、建物面積に含まれないバルコニーやロフトなど、施工した部分を含む面積は「施工面積」と呼ばれます。

 

 

□まとめ

 

今回は、マイホームをお考えの方に向けて目安となる家の広さや打ち合わせや契約資料で登場する「面積」に関する語句の意味をご紹介しました。
すべて住宅会社に任せるのではなく、自ら勉強しておくことでより満足できる家づくりが実現できます。
マイホームをご希望の方がいらっしゃれば、ぜひ当社へご相談ください。

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