家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/11/01

木造の家の寿命はどのくらい?寿命を延ばすメンテナンスについても解説します!

「木造住宅の寿命について知りたい」
マイホームを検討している方の中で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

どのくらいでリフォームが必要になるのか知っておくことで、資金計画が立てやすくなりますよね。
そこで今回は、木造の家の寿命について詳しく解説します。

 

※当社は長く住める「長期優良住宅」が標準仕様になっています

 

□木造の家の寿命とは?

 

 

木造住宅の寿命を考える際にまず抑えておかなければならないポイントは、法定耐用年数と住宅の寿命が異なるという点です。

住宅を建てると、その価値に応じて固定資産税が発生します。
家はどんどん劣化していくため、新築時の価値を築40年経った後も保つことは不可能です。
資産が劣化しているにもかかわらず、新築時と同じ固定資産税を支払うのは不公平ですよね。
そこで、建物の耐用年数を定めて減価償却することにより、税の公平性が担保できるのです。

 

減価償却の値を計算するために用いられる耐用年数こそが、法定耐用年数となります。
以上より、木造住宅の法定耐用年数として設定されている22年はあくまで計算用の値であり、住宅の寿命とは関係ないのです。

 

 

*木造住宅の寿命は家によってバラバラ!

 

一般的な木造住宅の寿命と問われたら、30年から35年と答える方が多いです。
これは、住宅設備の寿命が30年であることや、家族構成の変化などで間取り変更が必要であり、リフォームを余儀なくされるタイミングであることが理由として挙げられます。
しかし実際のところ、築40年以上の木造住宅も販売されており、築100年を越える木造住宅に居住している方も多くいらっしゃいます。
そのため、木造住宅の寿命は一概に何十年と決められないのが現状です。

 

 

□住宅に長く住むためのコツは?

 

以下では、木造住宅に長く住むためのコツを2つ紹介します。

 

*まめな掃除

 

日常的な掃除は、住宅の寿命を延ばすために欠かせません。
特に、水回りや外周部は、日頃から掃除しつつ、異常がないかどうか確認しましょう。
水漏れのシミや欠損による浸水が見つかった場合は、注意が必要です。
水回りのトラブルは、構造体の腐食につながるため、早めの対処を検討してください。

 

*部分的なメンテナンス

 

住宅の寿命を延ばすためには、適切な時期のメンテナンスが重要です。
メンテナンス時期は場所によって異なるため、計画的に行いましょう。
また、家づくりの際はメンテナンスを見据えた居住計画を建てることで、より長く暮らせる住まいに仕上がります。

 

 

 

□まとめ

 

今回は、木造住宅の寿命の目安や住宅に長く住むためのコツについてご紹介しました。
定期的なメンテナンスを欠かさないことで、家の寿命を延ばすことが可能です。
当社は、お客様が安心して暮らせる住まいを提供しています。
マイホームをご希望の方は、ぜひ当社へご相談ください。

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