家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/11/05

4人家族で平屋のマイホームに暮らす場合どのくらいの坪数が必要?

「4人家族ではどのくらいの広さが理想なのだろう」
マイホームを検討している方の中で、平屋をご希望の方はいらっしゃいませんか。
平屋で暮らす場合の適切な広さについて、知っておいた方が良いですよね。

 

そこで今回は、4人家族で平屋に住む場合に必要な坪数について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。

 

※当社平屋施工例

 

□平屋の4人家族の目安は?

 

夫婦2人と子ども2人の4人家族で暮らす場合にぴったりな広さはどのくらいかご存じでしょうか。
ここでは、理想的な一戸建ての坪数について詳しくご紹介します。

 

結論から言うと、4人家族が快適に暮らせる一戸建ての広さは30から40坪と言われています。
これは、国土交通省がまとめた「住生活基本計画」を参考にすることで導き出されます。
住生活基本計画によると、4人家族が暮らしをするためには、最低でも50平方メートルが必要であると考えられています。
同様に4人家族が暮らすことを考えた場合、快適に生活するためには都市移住の場合は95平方メートル、それ以外の場合は125平方メートルが目安であると提示しています。

 

1坪あたりの大きさは3.31平方メートルと換算できることから、4人家族で快適に暮らすためには、30から40坪が必要となるのです。

 

これは、2階建ての住まいでも平屋であっても変わりません。
しかし平屋の場合は、建ぺい率に注意する必要があります。
以下では、建ぺい率をもとに必要な土地の広さについてご紹介します。

 

 

□4人家族の平屋に必要な土地は?

 

ここまで、4人家族が快適に暮らせる建物の広さについて見ていきました。
そこでここからは、必要な土地の面積についても確認していきましょう。
土地の広さについて考える際は、まず建ぺい率について押さえる必要があります。

 

*建ぺい率とは

 

建ぺい率とは、建築基準法によって定められた「土地の敷地面積に対する面積の割合」を表す数字です。
防災や風通し、景観の維持などを目的に、その土地によって建ぺい率の制限が設けられています。
建ぺい率は用途地域ごとに30から80パーセントと幅があり、基本的には建ぺい率の高い敷地の方が広い住宅を建てる上で有利となります。

 

*建ぺい率と平屋の関係

 

敷地面積は、建物を真上から見たときの広さを意味しています。
ワンフロアである平屋は、敷地面積が建物の坪数と言い換えられます。
つまり、4人家族で理想となる建物の面積を実現するには、土地の広さに建ぺい率をかけた値が30から40坪を越えている必要があるのです。

 

□まとめ

 

今回は、4人家族が平屋で暮らす場合の理想の広さや土地を決める際は建ぺい率に注意する必要があることをご紹介しました。
家づくりをする際は、今回の記事を参考にして広さを決定してください。
当社は、お客様が安心して暮らせる住まいを提供しています。
マイホームを検討している方は、お気軽に当社へご相談ください。

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