家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/11/17

人が快適に過ごせる温度や湿度とは?家づくりのプロが詳しく解説します!

「人が快適に過ごせる温度や湿度はどのくらいだろうか」
「部屋の室温を管理する際のポイントを知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

 

この記事では、人が快適に過ごせる温度や湿度について詳しく解説しています。
マイホームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

□人が快適に過ごせる温度とは?

 

 

過ごしやすい空間を作るためには、人が快適だと感じる温度や湿度を把握することが重要です。
以下では、快適に過ごせる温度や湿度の目安についてご紹介します。

 

人が快適だと感じる部屋の温度は、季節によって異なります。
これは、季節ごとに身につける衣服に違いがあるからです。
一般的に、夏場の快適な室温は25から28度に対し、冬場の快適な室温は18度から22度と言われています。
室内をこの温度で維持することにより、1年を通して快適に過ごせるようになります。

 

また、温度と同様に湿度もきちんと管理する必要があります。
これは、同じ温度でも湿度によって体感温度が大きく異なるからです。
一般的に、湿度は40パーセント以上70パーセントが快適に過ごせる目安です。
湿度が高い空間ではダニやカビが繁殖しやすいので、特に注意しましょう。

 

□温度や湿度を管理するポイントとは?

 

ここまで、室内で快適に過ごすための温度や湿度の目安についてご紹介しました。
以下では、温度や湿度管理のポイントをいくつかご紹介します。

 

*湿度は高すぎず低すぎず!

 

部屋の乾燥が激しいと、保護機能が低下してウイルスが体内に侵入しやすくなったり、肌がガサガサになったりと人体にさまざまなデメリットがあります。
一方で、湿度が高くなりすぎてしまうと結露が発生し、カビが発生します。
カビが部屋中に繁殖すると、アトピーやぜんそくといった症状に見舞われる可能性があります。
湿度の変化は温度に比べて気がつくにくいため、より注意深く管理することが重要です。

 

※高すぎる湿度は結露の原因になります。

 

 

 

*断熱性や気密性の高い家づくり

 

断熱性の高い家は、外部からの熱を遮断して室内の熱を逃がさないため、室温を一定に保ちやすくなります。
さらに気密性を高めることで、隙間から冷気が侵入するのを防げます。
気密性・断熱性の両方にこだわった家づくりを実施すれば、一年中過ごしやすい温度に保てるでしょう。

 

□まとめ

 

今回は、人が快適に過ごせる温度や湿度の目安や管理する際のポイントについてご紹介しました。
家づくりの段階から温度や湿度管理にこだわることで、より快適な住まいに仕上がります。
マイホームを検討している方がいらっしゃれば、お気軽に当社へご相談ください。

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