家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/02/28

住宅ローンと車のローンの併用は可能?併用時の注意点をご紹介

住宅ローンと車のローンの併用は可能か疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。
この記事ではその疑問にお答えします。

また、併用をする際の注意点についてもご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

 

 

□住宅ローンと車のローンの併用は可能

 

住宅ローンと車のローンの併用は可能なのでしょうか。
結論から言うと、住宅ローンと車のローンの併用は可能です。
ただし、どんなローンの契約であっても審査がありますね。
その審査において、本当に返済が可能なのかが見られます。

 

2つのローンを同時に契約すると、その分返済額も大きくなります。
そのため、ローンを契約する際の審査も厳しくなるでしょう。

 

契約ができるかどうかや借入可能額は、返済比率が鍵となります。
返済比率とは、年収に対して年間でどれくらい返済するかの割合のことを指します。

これは、借り入れる金融機関やローンの商品に応じて異なります。
中には、年収が400万円未満の場合は30パーセント、400万円以上で35パーセントと設定しているところもあります。

 

この返済比率は、全てのローンの年間返済額の合計で考える必要があります。

そのため、住宅ローンと車のローンの2つを借りたい場合は、それらの合計で考えましょう。

 

□ローンを併用する際の注意点をご紹介

 

続いては、住宅と車のローンを同時に併用する際の注意点をご紹介していきます。

 

1つ目は、住宅ローンの申し込みは自動車ローンを完済してからにするのが望ましいことです。
その理由は、同時に借り入れることは可能ですが、借り入れる額が制限される可能性があるからです。
家を建てるために必要な額を借り入れられないと厳しいですよね。
そのため、先に自動車ローンを借りている場合は、それが返済し終わってから家のローンを組むことをおすすめします。

 

2つ目は、住宅ローンを借り入れた後に自動車ローンを利用する場合は家計への負担を考慮する必要があることです。
先に住宅ローンを借りていて、後から自動車ローンを組む場合はどうなのでしょうか。
反対のパターンよりも借り入れしやすい傾向にあります。
しかし、家計の経済状況をみて無理のないローンを組むことが重要になります。

 

□まとめ

 

この記事では、家のローンと自動車のローンの併用について解説しました。
併用することは可能ですが、借入額や返済比率に注意しましょう。
家計にまで負担を強いる返済計画はおすすめしません。
無理のない返済ができるようしっかりと考えてから契約されることをおすすめします。

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