家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/03/08

住宅の中でもキッチンは重要!使い勝手のいいキッチンをつくりましょう

キッチンは機能性やデザインによって使いやすさに大きく差が出ます。
楽に楽しく料理をするためには、キッチンを重視することが重要でしょう。

今回は、使い勝手の良いキッチンをつくるポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

 

 

□ワークトライアングルとは?

 

ワークトライアングルという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
あまり聞いたことがないという方がほとんどかもしれません。

ワークトライアングルとは、冷蔵庫と火まわり、そして水まわりの3つを繋いだ三角形のことを指します。
この三角形が正三角形に近いほど、作業がしやすくなると言われているのです。

 

冷蔵庫と火まわり、水まわりの位置とはつまり、冷蔵庫とコンロとシンクの位置ということです。
これらが正三角形になっているかを確認してみてください。

正三角形に近いほど、移動や調理にかかる時間が短縮されるので、作業効率もよくなります。
逆に、正三角形になっていないと、無駄な動きが多くなってしまって、作業効率も落ちてしまいます。

 

また、この際の3辺の合計は、3.6メートルから6メートルほどになると良いと言われています。
具体的には、シンクとコンロの距離が120から180センチメートルで、コンロから冷蔵庫が120から270メートル、そして冷蔵庫からシンクが120から210メートルです。
ぜひこの距離を参考にしてみてください。

 

□使い勝手の良いキッチンのポイントとは?

 

続いては、使い勝手の良いキッチンのポイントをご紹介します。

 

まず1つ目は、家事動線に沿った配置になっていることです。
例えば、個室になっているタイプの独立型のキッチンを思い浮かべてみてください。
デザイン性は高いですが、個室になっていることでいちいちドアを開け閉めする必要があったり、壁があったりして動線は悪いですよね。

 

2つ目は、収納についてです。
収納の工夫次第で使い勝手は大きく変わります。
パッと手に届くところによく使うものを収納して、あまり使わないものは整理整頓するようにしましょう。

 

3つ目は、オープンな空間にすることです。
オープンにしておくことで、料理の配膳がしやすくなります。
また片付けがしやすくなることも大切なポイントでしょう。

 

□まとめ

 

今回は、使い勝手の良いキッチンをつくるためのポイントをご紹介しました。
ワークトライアングルを意識しながら、ポイントについても押さえてください。
収納に関しては今すぐ改善できるところなので、これを機に見直してみてくださいね。

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