家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/03/12

人が快適に過ごせる温度をご存知ですか?室内温度のポイントもご紹介

人が快適に過ごせる温度をご存知でしょうか。
毎日を健康に暮らしていくために室内温度の管理は重要です。

今回は、人が快適に過ごせる温度や温度管理のポイントを説明します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

※当社の暖房は全室床暖房。足元からぽかぽか暖かいため実際の室温より暖かく感じます。

 

□人が快適に過ごせる温度とは?

 

人が快適に過ごせる温度というのは、実は季節によって異なります。
夏の場合は、25度から28度ほどが一般的でしょう。
冬場は、18度から22度であれば、快適に過ごせます。

 

しかし、快適に過ごすことを考える上で注意していただきたいのが、温度だけを考えるのではなく、湿度も考える必要があることです。
人の体感温度は、温度と湿度の2つの要素に影響されます。
そのため、温度だけでなく、湿度の設定も見ておく必要があるのです。

 

夏場の場合の人が快適に過ごせる温度は、25度から28度でしたね。
その際、湿度は45パーセントから60パーセントほどが適しています。

 

一方、冬の適切な温度は、18度から22度でした。
その際の湿度は、55パーセントから65パーセントが快適に暮らせる範囲です。

 

夏場と冬場の間の違いを見ていただくとわかるように、温度も湿度も1年を通して常に一定に保っていれば良いわけではありません。

 

特に湿度に関しては、冬場の方が10パーセントも高めに設定されていますよね。
これは、冬の空気が乾燥しているのに加え、気温が低いと湿度が高いことによる不快感が少ないためです。
夏場はもともと湿度が高いので、ジメジメと不快感も増してしまいます。
そのため、夏場は低く、冬場は高く湿度が設定されているのです。

 

□温度設定のコツをご紹介

 

1つ目は、上半身を冷やして下半身を温めることです。
人間の体は、上半身が熱く、下半身が冷たくなる傾向にあります。
その差が大きくなるほど、不調を感じやすくなってしまいます。
そのため、上半身よりも下半身を温めるようにしましょう。

 

2つ目は、トイレや脱衣所、浴室の温度にも注意することです。
家の中でも、部屋ごとに温度差がありますよね。
その温度差が10度以上あると、ヒートショックのリスクが高くなってしまうので注意しましょう。
当社が建設する住宅であれば、温度差をつくらない家の構造が標準仕様なのでご安心ください。

 

3つ目は、寝室での快適な温度を知ることです。
夏場は26度から28度が快適に眠るのに適しています。
冬場は、16度から19度です。
冬に関しては、日中よりも低めの温度設定が良いと言われています。

 

□まとめ

本記事では、人が快適に過ごせる温度をご紹介しました。
夏の場合は、25度から28度ほどが一般的で、冬場は18度から22度でした。
湿度も大きく影響してくるため、注意してください。
この記事が参考になれば幸いです。

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