家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/03/28

リビング階段は寒い?冬場の寒さ対策について解説します

リビングイン階段とは何かご存じでしょうか。
リビング階段とも言われるリビング階段は冬場に寒くなってしまう可能性があります。

今回は、冬場の寒さ対策についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

 

□リビング階段は寒いの?

 

※リビング階段当社施工例

 

 

リビングイン階段はリビング階段とも呼ばれるもので、リビング内に階段が設置されているものを指します。
設計的に2階に上がるためには、リビングを通る必要があるようなつくりです。

 

リビングイン階段は、家族間のコミュニケーションが取りやすいため、会話も増えることが期待できます。
またリビングが広く見えるというメリットもあるでしょう。

 

メリットがある一方で、リビングイン階段の家は寒いと言われることがあります。
寒いと言われる理由は、リビングが2階と直結しているからです。
暖かい空気は上の方に流れていきます。
そのため、1階のリビングで暖かくなった空気が2階に逃げてしまうのです。

 

ただ、現在の住宅は気密性や断熱性に優れています。
そのため、リビングイン階段であっても、それほど寒くならないでしょう。

 

窓の位置や設計によっても、家の中で感じる寒さは異なります。
そのためリビングイン階段にするから、必ず寒くなるとは言えないでしょう。

 

当社では全室床暖房を採用し、室内どこにいても温度差がなく、どこに階段をつけても心配はありません。

 

中古住宅を購入するなどの場合は下記の点お気をつけ下さい。

 

□リビングイン階段の寒さ対策をご紹介

 

上記では、リビングイン階段について説明しました。
寒くなることはあるかもしれませんが、一概には言えないです。
ここでは、リビングイン階段の住宅の冬場の寒さ対策をご紹介します。

 

まず1つ目の対策は、カーテンを取り付けることです。
リビングイン階段を覆うようにカーテンレールを取り付けます。
そこにカーテンを設置すれば、簡単に空気の流れを遮れるでしょう。

 

2つ目の対策は、ロールスクリーンを設置することです。
ロールスクリーンは、階段の1面のみが壁に面していない形状の時にお勧めです。
開いている空間が2面以上ある場合は、カーテンが適しているでしょう。

 

3つ目の対策は、突っ張り棒と布を使うことです。
これは、ご自身でも簡単に行える対策になります。
もし突っ張り棒が付けられるつくりになっているのであれば、この方法も有効でしょう。

 

□まとめ

今回は、リビングイン階段について解説しました。
リビングイン階段はリビングの中に階段があるため、暖かい空気が2階に流れていってしまいます。
そのため、空気の流れを遮るようにすれば、有効な対策ができるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。

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