家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/04/17

引き違い窓のメリットとデメリットとは?最適な窓を選択しましょう

住宅でよく見かける窓の1つに引き違い窓があります。
この記事では、引き違い窓に着目して、引き違い窓のメリットとデメリットを説明します。
最適な窓選びのために、ぜひ参考にしてみてください。

 

※引き違い窓施工事例

 

□引き違い窓ってどんな窓?

 

引き違い窓と聞いて、どんな窓か想像できない方もいらっしゃるでしょう。
まずは、引き違い窓の説明を行います。

 

引き違い窓とは、住宅に広く取り入れられているタイプの窓です。
形状は、左右に2枚ガラスがついており、そのガラス戸をスライドして窓を開閉します。

 

引き違い窓は、どちら側を開くこともできるので、使い勝手が良いでしょう。
また、換気や採光にも有効です。

 

□引き違い窓のメリットとデメリットとは?

 

続いては、引き違い窓のメリットとデメリットをご紹介します。

 

*メリット

なんといっても、開閉がしやすいことが1番のメリットでしょう。
窓の中には、開閉に手間がかかってしまうものもあります。
そのようなタイプと比べて、引き違い窓は開閉が非常にしやすいでしょう。
お子さんやお年寄りの方にも優しい窓です。

 

また、出入りがしやすいこともメリットです。
ベランダへの通路に引き違い窓を採用することが多いでしょう。
前後に開閉するわけではないので、場所を取ることもなく出入りがしやすいです。

 

最後のメリットは、好きな開き幅に調整しやすいことです。
窓から風を通して換気をすることもあります。
引き違い窓は、風の強さに合わせて、窓の開き具合を調整できます。

 

*デメリット

それでは、引き違い窓のデメリットはあるのでしょうか。

 

1つ目のデメリットは、防犯面で出入りしやすいことです。
引き違い窓は防犯性があまり高くないこともあります。
また、鍵のし忘れによる空き巣被害も報告されています。

 

2つ目は、人からの視線を感じやすいことです。
引き違い窓は大きなガラス窓になっていることが多いです。
そのため、人からの視線が気になってしまうかもしれません。

 

3つ目は、気密性があまり高くないことです。
引き違い窓は、気密性に優れたタイプのものとは言えないでしょう。
当社では、暖かさを維持できる家づくりをしておりますので、あまり採用していません。

 

□まとめ

この記事では、引き違い窓のメリットとデメリットをご紹介しました。
メリットがある一方で、防犯性や気密性があまりよくないというデメリットもありました。
窓はその機能性を重視する必要があるので、その地域の気候なども考慮したうえで選択すると良いでしょう。

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