家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/04/20

スケルトン階段にもデメリットがある?注意点と実例をご紹介!

「スケルトン階段を作る際に意識するべきことは何なのか」
「実際どのように取り入れられているのか」

スケルトン階段に対してこのような疑問をお持ちの方は多いでしょう。
そこでこの記事ではスケルトン階段を作る際の注意点と実例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

□スケルトン階段を作る際の注意点を解説します!

 

スケルトン階段を取り入れるときには以下の3つのポイントを意識しましょう。

 

・落下リスクを考慮する
・スケルトン階段を作る目的をはっきりさせる
・インテリアとの相性を考える

 

1つ目は落下リスクを考慮することです。
スケルトン階段には蹴込み板(けこみいた)と呼ばれる、階段の縦の板の部分が存在しないので、落下の危険性があります。

 

これはスケルトン階段に限らないのですが、真っ直ぐ階段をレイアウトするのではなく、U字型やL字型にすることによって、落下リスクを軽減できます。
それに加えて、落下防止ネットをつけておくと、より安心でしょう。

 

2つ目はスケルトン階段を作る目的をはっきりさせることです。
「家族とのコミュニケーションを大切にしつつ、開放的な空間にしたい」
このように、どのような暮らしがしたいのか具体的なイメージを持つことが大切です。

 

3つ目はインテリアとの相性を考えることです。
ナチュラルな素材感のある空間では、黒色のスケルトン階段を取り入れてアクセントとしたり、白色を基調としたインテリアに合わせて統一感を演出したりと、選び方によって雰囲気が大きく異なります。
スケルトン階段が与える印象は大きいため、慎重に選んでくださいね。

 

 

□スケルトン階段を取り入れる実例をご紹介!

 

ここではスケルトン階段を取り入れ方の例をご紹介します。

 

 

*ストレートのスケルトン階段を使って開放的な空間に

リビングは一番過ごす時間が長い空間ですから、ゆったりと心地よい空間にしたいですよね。
すっきりとしたストレートのスケルトン階段によって、リビングを開放的な印象を演出できます。

 

 

*和テイストの空間のアクセントに

木の梁(はり)が映える高さのあるリビング空間に、黒色のスタイリッシュなスケルトン階段を取り入れることで、和テイストの空間のアクセントになります。
小上がりの畳スペースも加えて設けておけば、和の雰囲気が一気に高まり、家族や友人と楽しい時間が過ごせるはずです。

 

 

□まとめ

スケルトン階段を作る際の注意点と実例をご紹介しました。
スケルトン階段を取り入れると、家族とのコミュニケーションが円滑になるだけではなく、開放感のあるおしゃれな空間に仕上げられますので、ぜひ検討してみてくださいね。

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