家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2022/06/09

二世帯住宅の間取りの種類はどのようなものがある!?

二世帯住宅をご検討されたことはありますか?

 

「親の様子がわかるので安心」

「子育てのサポートを受けることができる」

「土地の高騰により、実家の建て替えで注文住宅を実現できる」

 

など様々なメリットがある二世帯住宅。

 

本日は間取りのタイプ別にメリット・デメリットをご紹介いたします。

 

 

※二世帯住宅施工事例 親世帯のLDK(完全分離タイプ)

 

 

二世帯住宅は大きく分けると3つのタイプに分類されます。

 

「完全分離型」

「一部共有型」

「完全同居型」

 

の3つに分類することが可能です。

 

ではそれぞれのメリット&デメリットを見ていきましょう。

 

 

生活空間を完全にわけた「完全分離型」

 

 

親世帯、子世帯の生活空間を玄関から完全に分けた形の二世帯住宅です。

1階と2階で分ける、左右に分けるなど分け方は様々です。

二世帯住宅の中ではプライバシーが一番尊重されるタイプになります。

程よい距離感で二世帯住宅のメリットを享受できる間取になります。

 

一方、完全分離型のデメリットは、建築費用が高くなる、土地の広さが必要になる事です。

設備を共有しない分、建築コストが高くなり、広さが必要になります。

 

 

お風呂など一部は共有して使用する「一部共有型」

 

玄関や廊下、お風呂をはじめとする水回りなどを共有してそれ以外のスペースは各世帯で分離して生活する二世帯住宅です。

プライバシーをある程度確保しながらも、コミュニケーションの取りやすいバランスの良い半同居生活のスタイルです。

完全分離型と比較すると、住宅設備を共有できることで建築コストを抑えることが可能です。

 

デメリットは共有部分の使い方、使用する時間など配慮が必要になりますのでストレスを感じることもあります。生活時間の違いなどを考慮して検討する必要があります。

また、コミュニケーションの取りやすい反面、共有部分で顔を合わせる時は気づかいが必要な場合もあります。

 

 

寝室以外を二世帯で共有する「完全同居型」

 

寝室など個室は用意をしますが、それ以外は二世帯で共有するのが完全同居型です。玄関やキッチン、浴室やリビング、トイレなどを共有します。

二世帯住宅というよりは名称の通り、同居になります。

 

個室が増えるだけですので、上記2タイプと比べると建築コストを抑えることができるのがメリットです。

 

一方、同居に近い形になりますので検討には慎重を要します。

お互いを尊重し、生活リズムや生活スタイルを理解した上で検討する必要があります。

 

 

二世帯住宅のタイプは色々あります。近年土地の高騰から実家を立て替えて二世帯住宅にすることで、土地購入の費用負担を抑え建築費用に回すことで、2世帯が効率よく快適な住宅を手に入れることも可能です。

 

その他不安な点やプランのポイントなど、気になる方は当社のスタッフへご相談ください。

 

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