2022/06/23
土地選び 再建築不可物件とは!?
土地探し中のお客様も多いのではないでしょうか?
土地探し中の皆様へ失敗しないために知っておきたいこととして、本日は「再建築不可物件」についてお話します。
※現在販売中 札幌市西区発寒売土地(建築はもちろん可能です!)
再建築不可物件とは、現状家が建築されていても、解体して更地にしてしまうと新たに家を建てられない土地の事です。
住宅情報サイト等で割安に見えるため、魅力的な土地に感じることもあると思いますが、家を建てられない土地ですので注意が必要です。
なぜ家を建てられないのか!?
家を建てるには建築基準法により「接道義務」というものが設定されています。
接道義務とは「幅員4m以上の道路に2m以上接していないといけない」というルールです。
接していない土地には家を建てる事が出来ません。
このルールは、救急車や消防車などの緊急車両が入る事ができるようにすることで、救助活動や消火活動ができるようにするためです。
なぜ、家は建っているのか!?
では、なぜ家は建っているのでしょうか?
先ほどご説明した建築基準法ができたのが、1950年(昭和25年)です。そのため1950年以前に建てられた物件では接道義務を果たしていない家も建築されていました。
都市計画法は1968年(昭和43年)に制定されています。都市計画区域に指定される前に建築された家も接道義務を果たしていない場合があり、その後計画区域内になったため、再建築不可物件になった物件もあります。
再建築不可物件を購入するメリット!?
解体して新しく建築する事はできませんが、リフォームをすることは可能です。
新築だけではなく、中古物件を購入してリフォームすることも選択肢にある方であれば検討も可能です。
ただし、注意しなくてならないポイントも多くあります。
- 建て替えができない
- 建築確認申請が必要な増改築やリフォームはできない
- 担保価値が低いため、多くの場合住宅ローンが使用できない
- 火災などで焼失してしまうと、家に住めなくなる
- 土地や道路が狭いため、リフォーム費用が高くなる
といったデメリットもあります。
再建築不可物件を購入したい方は、専門家に相談の上、慎重に判断頂ければと思います。
当社では担当プランナーが土地購入のアドバイスもさせていただきますので、お気軽にご相談ください。