家づくりコラム

HOUSE BUILDING COLUMN

2021/06/14

寒い地域にお住まいの方必見!マイホームの寒さ対策のポイントを解説します!

「寒い冬でも、暖かく暮らせる家を建てたい。」
マイホームをご検討中の方の中で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
この記事では、寒さに強い家の特徴と寒さ対策の方法をご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

□寒くない家の特徴とは

冬でも温かいと感じる家は、どのような特徴を持っているのか気になりませんか。
寒さに強い家には、3つの特徴があります。
以下でそれぞれ詳しくご説明します。

1つ目は高い断熱性を持っていることです。

みなさんは、部屋の実際の温度と体感温度が全く違うものであることをご存じでしょうか。
断熱性能によって、同じ部屋の温度であっても体感温度に差が生じます。
それは床や壁、天井の表面温度が体感温度に関係しているからです。

高断熱の家にするには、床や壁、基礎などに断熱材を入れるなどの方法があります。
床や壁の表面温度を上げることで体感温度も上げられるため、暖かく感じる家になります。

2つ目は高い気密性を持っていることです。
断熱性が高くても気密性が低ければ、十分に断熱性の高さを発揮させられません。
これらの2つは、セットで考えるべき性能です。

もし気密性が低ければ、外気が室内へ入りやすくなり、室内の温かい空気が外へ逃げてしまいます。
また、外気が断熱材に触れることで断熱材の劣化を早めます。
温かい家にするには、高断熱と高気密の両方の性質を持つ家にする必要があります。

3つ目は適切な方法で換気されていることです。

高断熱、高気密の家は換気がとても重要な働きをします。
なぜなら断熱性や気密性の高い部屋は、室内の空気がよどみやすいからです。
そのため、室内の暖かい空気を逃がさない方法で換気を行い、住宅内を清潔に保つのが重要です。

□寒さ対策に有効な方法とは?

上記で、寒さに強い家の特徴をご説明しました。
しかし、そのような特徴を持っていない家では、どうすれば寒さを和らげられるのでしょうか。
実は、寒さ対策に有効とされているのが床暖房です。

 

 

 

以下で床暖房のメリットを2つご紹介します。

1つ目は足元から体を温められる点です。

暖気は上に溜まりやすく、エアコンや暖房機ではどうしても床付近が冷えてしまいます。
対策するためにスリッパや分厚い靴下を履く方法がありますが、足の蒸れが気になる方もいらっしゃいますよね。
床暖房があれば、このような足元の冷えのお悩みをすぐに解消できます。

2つ目は部屋全体を温められる点です。

エアコンやストーブなどの暖房器具を使うことで部屋を温められますが、のぼせたような感覚になる場合があります。
一方、床暖房であれば床面から天井まで全体を温めるため、このような感覚を感じることはほとんどありません。
立ったり座ったり、どのような姿勢であっても同じように温かさを感じられるのも床暖房の大きなメリットです。

□まとめ

今回は、寒くない家の特徴と床暖房のメリットについてご紹介しました。
寒さに強い家を建てたいのであれば、高断熱、高気密の性能を持ち、適切な換気ができる家にしましょう。
また既存の家を温かくする場合は、床暖房の設置がおすすめです。
家づくりに関して何か気になる点がございましたら、お気軽に当社へご相談ください。

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